「ピンクとグレー」
著/加藤シゲアキ、「ピンクとグレー」をついに読んだ。
買ったのは少し前だったが全然時間がなくてやっと読んだ。
小さい頃からそれなりに本を読み漁り、いろんなジャンルを読んできた"わたし"も、ある人の担当をしていたジャニヲタ"わたし"もどちらの琴線にも触れていた。
(まあその時のわたしはお金が本当になかった)
その欲が3年越しに叶ったことになる。
ピンクとグレー。
加藤シゲアキさんを担当と据えて買ったから多少の色眼鏡は入るだろうな、とは思っていた。
だけど、わたしは一応本は人よりはほんの少し読んできた、と言う自負がある。
知識だけは、と言うやつだ。
加藤シゲアキさんの書く文章は私が好きな文章じゃなかった。
冒頭を読んで直感的にそう思った。
例えば私が好きな文章は、西尾維新先生の文章だ。回りくどくて何回も何回も読まないと意味が伝わってこない。言葉遊びを延々としているような文章が好きだ。
加藤シゲアキが書く文章はなんだか居心地が悪くて。なんでなんだろう。そんなことを思いながら読み進めていた。
主人公、りばちゃんとごっちが邂逅するシーン。今まで淡々と極静かに進んできた物語が唐突に動いた。
そこからは速かった。ぐんぐんスピードを増していって、そして物語が終わった。糸が切れるように。
読んでいる私はまるでりばちゃんになったようにどんどん息苦しくなっていた。終わるととりあえず息をついた。
何がいいたいのかわからなくなってきた。
とにかくピンクとグレーは、スピードにのってぐんぐんのって、そうまるで転がり落ちるように加速して(song by A.B.C-Z)だ。
加藤シゲアキが描く世界はこれなんだ。加藤シゲアキが見ている世界はこれなんだ。あの人がずっともう人生の半分以上かけて見てきた世界はこれなんだ。
わたしはこれが1番知りたかったんだ。
ピンクとグレー。
読んでよかった。是非NEWS担にも他のグループ担にも読んで欲しいものだった。
次はburn.かな閃光スクランブルかな。どっちにしようかな。
加藤シゲアキさんの世界がもっと覗いてみたいと思った。
調子に乗って自分が思う1番硬い文章書いてみた。
語彙力欲しい~~~~~~~~~